空き家買取は早く売れる？メリット・デメリットや流れを解説

空き家を早く売りたいときには、不動産会社の買取を利用すると良い、と言われています。
本記事では、空き家買取のメリット・デメリットや空き家買取を利用する際の流れについて解説します。
空き家の売却方法に悩んでいる方は、この記事を参考に不動産買取を検討してください。

空き家買取を利用するメリットとは？

不動産会社に買取依頼をして空き家を売却する「空き家買取」のメリットには、以下のものがあります。

スピーディーな売却が可能

空き家買取の一番のメリットは、早期の売却が実現できる点です。
不動産会社が直接買い取るため、通常3か月～4か月かかる売却期間が数日～数週間に短縮できます。
空き家が早く売れれば、売主のさまざまな手間も省けます。

そのままの状態で売却できる

空き家買取では、古い家を取り壊したり、改装や修繕したりする必要がありません。
不動産会社が現状のままで買い取るため、所有者は家具を撤去する手間をかけずに売却も可能です。

空き家買取を利用するデメリットとは？

空き家買取には多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。

買取価格が相場より安くなる傾向がある

空き家買取では、一般的な不動産売却に比べて査定額が少し安くなる傾向にあります。
買取会社はリスクを負担し、空き家を改修または解体したうえで再販売するため、そのコストを考慮した価格で買取をおこなうためです。

買い取ってもらえないケースもある

物件によっては買取を利用できない点もデメリットです。
たとえば、土地・家屋の資産価値が低く、改修や解体費用のほうが高くつくような物件は、不動産会社にとってもマイナスのため買取しません。

空き家買取を利用する流れとは？

空き家買取を利用する際の流れは、以下のとおりです。

• 不動産会社に買取査定の依頼をする
• 現地調査
• 不動産の売買契約を締結
• 決済・物件の引き渡し

まずは、不動産会社に買取査定を依頼しましょう。
査定額は担当者が実際に現地を訪れて、空き家と周辺の環境等を調査したうえで決まります。
不動産会社に提示された買取価格に合意できたら、売買契約を締結します。
空き家の買取とともに残置物の撤去も依頼する場合は、撤去費用も確認しましょう。
売買代金の決済後は所有権の移転登記をおこない、空き家を不動産会社に引き渡して取引が完了する流れです。

まとめ

空き家買取を利用するメリットは、そのままの状態でスピーディーに売却できる点です。
一方で、買取価格は相場より安くなる傾向があり、物件によっては買取を断られるデメリットもあります。
空き家の売却方法に迷っている方は、まずは買取査定を依頼してみると良いでしょう。
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