不動産売却における分筆とは?メリットがあるケースと土地分筆の流れ

2022-12-12

※不動産売却における分筆とは?メリットがあるケースと土地分筆の流れ
不動産売却時の選択肢の一つに「分筆」という方法があることをご存じでしょうか?
分筆とは、大きな土地の一部だけを売却したい場合などに利用できる登記手続きの一種です。
そこで今回は不動産売却を検討している方に向けて、分筆をおこなうメリットや手続きの流れをご紹介していきます。

\お気軽にご相談ください!/

動産売却における分筆と分割の違いとは?

分筆とは、登記上で一つとされている土地を、2つ以上に分けて登記しなおすことです。
分筆をおこなうことでそれぞれに住所が与えられ、それぞれが独立した不動産として扱われます。
これにより土地の一部だけの売却や、スムーズな遺産分割が可能になります。
また分筆と似た手法に「分割」があります。
分割とは登記上で土地を分けることなく、設計者が任意のラインで土地を分割したと仮定して、元の敷地に既存建物を、分割した土地に新築建物を建築する方法です。
それぞれの建物が建築基準法に則した状態であることが確認できれば、複数の建物を建てることが可能です。
分筆と分割の違いは、用いられる用途にあります。
分筆は主に、不動産売却の際に用いられます。
一方で分割は、親が住んでいる敷地に子どもの家を建てる際などに使われることが多いです。


\お気軽にご相談ください!/

不動産売却において分筆をおこなうメリットとは?

先ほどもお伝えしたように、所有している土地の一部だけを売却できるようになることが分筆の大きなメリットです。
所有する土地が一般的な宅地として広すぎるようであれば、活用しやすい面積に分筆してから売却することもできます。
1つの不動産を複数人で相続した場合、不動産を一筆のまま売却して売却益を遺産分割するケースが一般的で、都内や浦安などのエリアであれば駐車場や賃貸物件として貸し出して共有して収入を得るケースも多いです。
分筆して土地をそれぞれに相続した場合、その土地に馴染みのある方は相続した土地にそのまま住み、遠方に家があるという方は土地を売却して現金化するなど、相続人が不動産の使い方を自由に選べるというメリットがあります。

弊社が選ばれている理由|お客様の声一覧

\お気軽にご相談ください!/

不動産の売却時に分筆をおこなう流れと注意点とは?

土地を分筆する際、まずは「土地家屋調査士」へ分筆を依頼します。
希望する分筆内容を土地家屋調査士に伝え、分筆案を作成しましょう。
次に、その分筆案に沿って隣接地の所有者に説明をおこない、立ち合いのもとで隣接地との境界標を設置します。
もし隣接地との境界が曖昧であれば「境界確定測量」を実施してください。
このとき、境界確定測量と同時に分筆登記も依頼しましょう。
測量作業や筆界確認書作成の費用は数十万円から多ければ百万円程度が必要になりますが、境界確定測量と分筆登記を同時に依頼することで費用を抑えられます。
境界確定測量と分筆登記が終われば、分筆手続きは完了です。


まとめ

分筆とは、1つの土地を2つ以上の土地に分ける登記方法です。
土地の一部を売却してその資金で家を建て替える場合や、相続で所有か売却で話がまとまらない場合は、土地を分筆することで所有者や相続人のライフスタイルに合った売却方法が選べるようになります。
売却や活用が難しい土地をお持ちの場合は、土地の分筆を検討してみてはいかがでしょうか?
弊社では無料の売却査定だけでなく、お客様に合った売却方法も提案いたします。
江戸川区や浦安市、市川市、船橋市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0120-354-868

営業時間
10:00~18:00
定休日
水曜日・祝日

売却査定

お問い合わせ