不動産売却前のリフォームは必要?

2023-08-25

不動産売却前のリフォームは本当に必要?買い手の気持ちになって考えてみよう

築年数の古い不動産の場合、なかなか売れないと「リフォームをしてキレイにしたら売れるのでは?」と考える方も多いと思いますが、リフォームには当然費用がかかります。
そこで今回は、不動産売却前のリフォームか考えてみましょう。

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不動産の売却前にリフォームは本当に必要?

不動産売却前のリフォームは基本的に不要です。
なぜなら、中古住宅の価格を査定するうえで重要なのは築年数で、見た目や設備をきれいにしても査定価格がアップするわけではないからです。
リフォーム費用を売却価格に上乗せすることは難しいうえ、工事に時間もかかります。
また、中古住宅を探している方の多くは、自分好みにリフォームすることを前提としており、理想に合わないリフォームがされている物件は検討対象外とされてしまうのです。
このような理由で、売却前のリフォームは無駄な費用となってしまうことが多いといえます。
しかし、内覧時の印象を少しでも良くするための、部分的なリフォームが効果的な場合もあります。
古さを感じさせるフローリングや畳、壁紙の貼り替えなどは比較的少ない費用で、印象を良くするには効果的です。
また、貼り替えをしないまでも、目立つ傷や汚れの補修は印象アップのためにも必要だといえます。


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不動産売却前のリフォーム!メリット・デメリットと費用相場

ここでメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット①内覧時の印象が良くなる

汚れや傷の多い部屋よりも、キレイな状態のほうが大切に使っていた印象も与えます。

メリット②値引き交渉時に有利となる

明らかに故障している設備や修理の必要な場所があると、売買契約前に値引き交渉の理由とされますが、リフォームしておくことで値引きを最低限に留めやすいでしょう。

デメリット①売却価格に費用を上乗せできない

リフォーム費用を売却価格に上乗せして回収することは難しいでしょう。

デメリット②リフォーム前提の購入者からは対象外とされる

中古物件の購入希望者は、できるだけ安く物件を購入し、自分好みにリフォームをしたいと考えている人が多いのです。

デメリット③リフォーム工事に時間がかかる

売り出すまでに時間がかかってしまい、繁忙期に販売できないパターンもあります。
メリットとデメリットをよく理解したうえで、判断しましょう。



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